根子番楽2018

2018年6月17日
今回の行事は北秋田市阿仁根子の「根子番楽」
秋田の伝統芸能の中では大メジャーなので、今更説明する必要はないとは思うが、よく知らないという方はこちらのHP(←北秋田市HPへリンクします)で知って欲しい。
管理人は一昨年10月以来、実に1年8ヶ月ぶりの鑑賞となる。
あのときは「番楽」という秋田が誇る伝統芸能のこともよく知らないまま、「とりあえず有名なんだから見ておこう」みたいな動機で鑑賞した気がする。(もっとも今でもたいして知らないんですが。。。)

番楽公演は基本的には毎年8月14日だが、6月・10月に特別公演として各月第3日曜日に披露される。
なお、以前は8月14日の他に、9月12日「観音様のお祭り」の日に披露されていたそうだ。
会場は集落内の根子番楽伝承館(旧根子小学校体育館)
管理人の自宅のある秋田市からは2時間弱の道のりとなるので、開始時間13時に間に合うように早めに出発
国道285号線~国道105号線と経由して、久々に根子集落に到着


国道105号線から根子集落に至る途中のトンネル。超有名スポットです。(心霊スポットじゃないですよ!)

集落に入ると番楽公演の旗が無数に立てられており、旗を辿っていくと無事に根子番楽伝承館に到着できる。


伝承館へ到着
旧根子小学校は明治10年10月に荒瀬学校の根子分教場として開設され、昭和32年根子小学校として独立。その後平成10年に廃校となり、現在は体育館が根子番楽伝承館として番楽公演の拠点として利用されている。

中へ入りますと‥

一昨年10月に鑑賞した時に比べて観客が少ないようだ。
あのときは「秋田花まるっ グリーン・ツーリズム推進協議会」主催による、番楽鑑賞 & 秋の森吉山登山 & 秋田内陸線乗車のツアーも出ていてかなりの活況だったが、そのときに比べて3割減ぐらいだろうか。
特別公演が始まったのは2016年6月。今回は5回目の開催となる。
お盆真っ最中の8月14日の公演を見るのは誰にとってもスケジュール的に大変なはずなので、是非たくさんの人に特別公演に足を運んで番楽の素晴らしさに接して欲しいと思う。

左に松竹梅、右に鶴亀、そして中央に源氏車を配した番楽幕
源氏車が染め抜かれているのは、根子集落開村の祖が源義経の家来、佐藤継信の子孫忠継と云われていることによる。
が、そもそも根子は、平家の落人たちが住み着いたのが集落の始まりとも云われており、このあたりはちょっとした謎のようだ。

13時の開演を迎える。
初めに寄せ太鼓が演奏され、後援会の代表、保存会会長の挨拶ののち、まずは口上から

集まった観客への挨拶として行われる口上は、番楽連中の代表者が行うのが通例とされている。
本日口上を披露したのは、囃子方として謡を担当されている男性だった。そして口上が終わると早速演目が始まる。

まずは露払い

最初の演目は必ず「露払い」、そして舞うのは子供たちとされている。
今日は3人の舞い手が登場したが、人数に特に決まりはなく、2人で舞うことや4~5人で舞うこともあったようだ。
そして今日の3人の舞手はすべて女の子!
前回鑑賞したときは男の子2人+女の子1人の構成だったが、女の子が3人というのも実に新鮮で良い。
露払いに必要なきびきびとした所作がしっかりとできていて、公演のオープニングを飾るに相応しい舞を見せてくれた。
敬意を込めて、勝手に「根子のPurfume」と命名しよう!

露払いは、根子番楽のすべての演目の基本となる登竜門的な演目であり、これを習得しないと次の演目の習得が許されない、というほどに重要視されている。
事実、このあとの演目にも露払いの所作とお囃子がたびたび挿入されていて、このことからも露払いがすべての演目の基本であることが伺える。


舞のあとに子供たちが観客に紹介された。
地元根子の子もいたが、根子以外の子も含まれていた。
本来、この番楽は根子集落の男子、それも長男に限って継承が行われてきたが、集落外の女の子も舞手として参加する時代になったわけだ。
個人的には女の子が伝統芸能に関わることは大賛成だし(ただし伝統行事、伝統芸能であればすべからく女性が参加したほうがよいとは思っていない)、裾野を広げる意味でもたくさんの人たちが習得すべきだと思っている。
これからの根子番楽が進む方向性を指し示すような幕開けだった。

続いては三番叟

三番叟は「翁の沙門語り」だったと云われている。
翁の舞の間に狂言語りとして登場し、翁を真似た口調を見せたという。
要するに翁のパロディとして出発したのだが、今は独立した一つの演目として成立している。
「秋田県民俗芸能史」では「活発に舞う美しい舞」として紹介されているが、管理人的には単調な拍子が見るものを陶酔の境地に引き込むかのような呪術的な要素のある舞だと思う。

幕出歌から始まり、陣舞歌、中歌と続いて最後はくずしと繋がる囃子が素晴らしい。
特に中歌(鳴り物が止み、謡と舞だけで構成される)のミニマムさがよい。
唄い手と太鼓叩きの台詞「いやいや踏んだり踏んだり」の掛け合いも面白い。


県立図書館から借りた「阿仁町史」には、演目を構成するお囃子である幕出歌、陣舞歌、中歌、くずしの各詞(※これらは演目ごとに全て異なります。また、中歌が付いていない演目もあります)が紹介されている。
♪よしだのように よしだのように 鶴と亀は玉を引いて 幸いこれまでまいらせ給えを幾度も繰り返す陣舞歌、どうやら三番叟自体の説明が詞の内容となっている(と思う)中歌など、様々なバリエーションがあって面白い。
ところで♪よしだのようにの「よしだ」って誰ですか?吉田輝星クン‥??

武士舞の様式美とは全く異なる、ある意味エキセントリックな動きが三番叟の真骨頂ではないだろうか。
この所作を単にハチャメチャな動きと捉えるか、三番叟の内包するエネルギーを感じ取れるかが、この演目を好きになれるかどうかの分水嶺だと思う。


三番叟が終了
「露払い」のような明朗さや、この後に披露される「鞍馬」「曽我兄弟」「鐘巻」のようなストーリー性はないが、一見単調とも思える所作の繰り返しがエンターテインメントの対極にある別種の快感を生み出す特異な演目だ。
もし、この記事をお読みの方が三番叟を見る機会があったならば、舞い手の一挙手一投足から目を離さないで集中して鑑賞することをお勧めしたい。
単調さの向こう側には、あなたが体験したことのないパラレルワールドが広がっていることでしょう。なんちゃって

続いては「鞍馬」
「牛若弁慶」とも呼ばれる演目で、扇を片手に奮闘する牛若丸と、薙刀を武器にダイナミックな動きを繰り出す弁慶の対決が面白い、人気の演目だ。
まずは牛若丸が登場


一昨年の鑑賞時に牛若丸を演じていたのは小柄な男の子だったが、今日は冒頭の露払いで登場した女の子が再登場
露払いのときと同様に闊達な舞を披露
会場でお会いした男性から、露払いを習得した舞い手(子供)が次に習い始めるのが「鞍馬」の牛若丸役、と教えていただいたが、なるほど露払いと共通する所作が多く、次のステップとして牛若丸が最適だということが分かる。

そして弁慶が登場

そして牛若丸と弁慶の一騎打ち!


弁慶が薙刀を振り回すが、そのたびに牛若丸が飛び跳ねたり、側転を繰り出したりしつつ、弁慶の攻めをかわし続ける。
先の三番叟から一転、アクロバチックな所作が連発されて、観客も手に汗握る展開となる。
昨年3月に秋田市フォンテで五城目町の山内番楽を鑑賞したときにも鞍馬が舞われたが、このときも観客の目を舞台に釘付けにしていた。

牛若丸の跳躍!足がピョンってなっててなんだか可愛い。


薙刀の柄に牛若丸を乗せて、弁慶が舞台を歩き回ると観客から拍手が沸き起こる。
この演目のみならず、全ての演目を通じてもハイライトとなる場面の一つであることは間違いないと思う。

そして牛若丸に打ちのめされた弁慶の一人舞


弁慶が薙刀を大きく振り回すダイナミックな所作を連発しながら、鞍馬は終演となる。
よく根子番楽は「(他の番楽に比べて)荒々しい」と表現されるらしいが、お囃子のテンポが早いうえに、大柄な男性が舞台狭しとばかりに薙刀をぶん回し続ける点を見てもたしかに荒々しいと言えなくもない。
「鞍馬」などは見世物としての肉体性が重視される演目として、非常に分かり易いと思う。

「露払い」「三番叟」「鞍馬」の3演目が終わったところで10分間の小休憩となった。会場中を少しぶらぶら

会場後方には番楽の舞の様子が常設展示されており、ここが伝承館としての役割を備えていることを再確認させてくれる。
そして、公演日には恒例となっている根子番楽関連グッズの物販もされていて、そちらのほうもなかなかに賑わっていた。
ただ、前回おじゃましたときにはイラストや版画、さらには土人形などたくさんの種類のグッズが置かれていたのに比べて、この日はそこまでの種類は取り扱っていなかった。
売り子を努めていた根子番楽後援会の方曰く「ちょっと手広くやり過ぎちゃったみたいでさ‥」とのことで、グッズ開発と販売については収束傾向にあると思われる。
因みに管理人は¥200の絵葉書、根子番楽2018年カレンダー(本当は¥1,000だが、2018年も半年経過ということで¥500で販売。このアバウトなかんじが素敵です)を購入した。

さて後半の部のスタート
まずは「曽我兄弟」から。鎌倉時代の武将、曽我五郎が登場して一人舞を見せる。


この演目は前回の根子番楽以外に、昨年5月の五城目町番楽鑑賞会の折にも鑑賞した。
父親の敵を打つべく曽我五郎十郎兄弟が修行に打ち込む姿を舞で表現した演目であり、扇から持ち替えた太刀を使って激しく切り合う場面がクライマックスとなっている。
これぞ武士舞!とでも云うべき迫力と熱気に満ちた演目だ。

そして曽我十郎が登場
五郎登場の際の幕出歌♪曽我のそり橋打ち渡り 曽我のそり橋打ち渡り 富士の裾野に急ぐなりが再度演奏される。

そして2人は扇を太刀に持ち替えて闘いを披露
お囃子のテンポが一段と早まり、五郎と十郎の対決を盛り上げる。

動画を見ていただくと分かるように五郎十郎が太刀を合わせる時に火花が散ることがある。
前回鑑賞した時も「まさか本物の刀を使ってんのか!?」とビックリしたのだが(さすがに本物ではないらしい)、この演目を一層迫力と緊迫感あるものにする効果に溢れている。
なお、現在はほとんど舞われなくなった裏舞(※根子番楽は表12番、裏8番の計20番で構成されていた)のひとつに「敦盛」があるが、これなどは曽我兄弟の裏舞であり、曽我兄弟を舞うまでに至らない舞い手のための演目だったとのこと
敦盛では一人がぼんぼり、もう一人が小太刀を持って舞うらしいが、たしかにいきなり太刀同士で切りつけ合うのではなく、敦盛で動きを習得してから曽我兄弟へ移行する、という流れはステップアップの手順として理想的だったと思う。

五郎が退き、十郎の一人舞となる。
太刀を大太刀に替えて、これまた迫真の舞を披露


武士舞の真髄とでも云える、刀を打ち合う激しい舞が見られた。
秋田魁新報社が昭和45年に発刊した「秋田の民謡・芸能・文芸」を読むと、「曽我兄弟」には怨霊信仰(祟りを怖れる鎮魂信仰)が背景にあるらしく、番楽の演目にも影響を及ぼすほどに怨霊信仰が庶民のあいだに広まっていた点が指摘されている。
勇壮な武士舞の裏におどろおどろしい怨霊信仰が隠れている、とはとても思えないが、そんなことを意識しつつ演目を鑑賞するとまた違った見え方になるのだろうか。

続いては「翁舞」


秋田県民俗芸能誌によると、翁舞は「天地長久、息災延命を祈って大地を踏み鎮める。翁面をつけ、鶴と亀の模様のついた襦袢を着て、烏帽子を頂につけて扇で舞う静かな舞」と紹介されている。
全体的に勇壮で荒々しい印象の根子番楽のなかにあって、これほどに静かで古典的な香り高い演目がきちんと残されている点が素晴らしいし、根子番楽が高く評価されている由縁なのだろう。

これまでの演目に比べるとたしかに動きがスローで、お囃子のテンポも抑え目ではある。
だが、それゆえに型というか、動きを止めた際のかたちで美しさを表現する難度の高い舞だと思う。


翁のつけている面もこれまた素晴らしい。
「阿仁町史」には三番叟、信夫太郎、鈴木三郎といった演目の面が掲載されているが、翁の面は古いながらも優しい目元が際立つ、穏やかな表情を伝える面であり、あたかも面がひとつの人格を有しているようにさえ見える。
まるで面が翁舞のこころを表しているかのようだ。

閉じていた扇を開いての舞へと移行


今年3月ににかほ市で本海流のひとつとされている山形県遊佐町の杉沢比山を鑑賞したときも「翁」が舞われた。
もはや番楽ではなく能の世界、とでも言えるような舞が展開されたのだが、根子番楽の翁舞はそこまでの静寂さはないものの、一般的な演目とは一味も二味も異なる重厚な舞が見られた。
太鼓、拍子木、手平鉦によるアグレッシブとも言えるほどのお囃子も、翁舞のときばかりは穏やかなムードを際立たせるかのような控えめな演奏に終始する印象だ。
根子番楽の奥深さを体現するかのような舞だった。

続いては最後の演目となる「鐘巻」
会場で配られたパンフレットでは「紀州道成寺の安珍・清姫の物語で、女人禁制の鐘巻寺を拝もうとした女が鐘に閉じ込められ蛇身となって、旅の山伏が蛇身を切り伏せるという筋の舞曲」と紹介されている。
ただ、調べたところ「 思いを寄せた僧の安珍に裏切られた少女の清姫が激怒のあまり蛇に変化し、道成寺で鐘ごと安珍を焼き殺すことを内容としている ※wikiより」というのが正統な筋のようだ。
まずは山伏 安珍が一人舞を披露


ところで安珍の出で立ちだが、襦袢・烏帽子・鉢巻をつけたその格好は山伏にはちょっと見えない(錫杖を持っているので、とりあえずは山伏風ではあるが)。
また、先に書いたようにストーリー自体も独自の解釈が加えられている点などから、厳密に言えば「鐘巻」は安珍・清姫伝説を舞うにあたって根子番楽風にアレンジした演目、ということになるのでは‥と推測する。

もはや姫の気品など微塵も残さない狂人となってしまった清姫が姿を現す。


おどろおどろしい狂人ぶりではあるが、「阿仁町史」に掲載されている面を見ると別に怖いという感じではなかった。
ただ、振り乱される髪であったり、黒づくめの衣装であったり、面以外の要素でこのキャラクターが怨念を滲ませていることが十分に汲んで取れる。

やがて清姫は蛇身に変わり、安珍に襲いかかる。
番楽幕の後ろに控える操り手が、幕の切り込みを巧みにつたって大蛇を上に上げている。
そして、よく見ると大蛇がお囃子に合わせて首を前後左右に振りながら上昇しているのが分かる。
ここでは作り物である大蛇も重要な舞い手の一人(一匹?)であり、蛇身を操ることも舞の修練の一つとされているのだ。


花火を咥えた大蛇が、火花を散らしながら安珍をひるませる。
先の曽我兄弟における太刀のぶつけ合いの際に見られた火花といい、大蛇の吐く火花といい、他の番楽団体では見られないような大仕掛けが根子番楽の魅力の一つだったりする。
どのような経緯でこれらのギミックが登場するようになったかは分からないが、おそらくはこの番楽の持つ荒っぽさの延長上にこういった見るものを驚かせる仕掛けが生み出されたのではないだろうか。


そして無事に鐘巻が終了
最後は安珍が死んだ大蛇を手に取って観客にお辞儀をするのだが、個人的には安珍と大蛇が2人で観客に礼をしていると解釈したい。

間近でみた大蛇の表情
蛇というより竜のように精悍な顔つきなのでした。いい顔です。

1時間40分に渡った上演が終了し、観客たちは一斉に会場をあとにする。
中には鐘巻の大蛇と一緒に記念写真を撮るグループも見られ、ほのぼのムードの中で6月の特別公演が終わったのだった。
管理人もあらためてこの番楽の素晴らしさを認識しつつ、秋田市へと戻っていった。

冒頭登場した保存会会長さんの挨拶によると、今回は結構な数の舞い手が用事のため参加できず、限られた人数でどうにかやり繰りをして公演にこぎつけたそうだ(根子集落以外の舞い手の参加なども、この点が原因かと思う)。
また、先に書いたように以前鑑賞したときに比べて観客が少なく、番楽グッズも販売種類・規模が縮小されるなど、番楽を取り巻く周囲の様子だけ見ると盛り上がりを欠いたようにも思えてしまう。
秋田を代表する伝統芸能であり、重要無形民俗文化財でもある根子番楽であっても、決して磐石な訳ではないのだ。
だが、かつてマタギを生業とする人たちが多く居住していた根子の地は、秋田の他地域とは一線を画す独自性を武器に食糧難などの苦境を切り抜けてきた歴史を持つ地でもある。
多少のマイナス要素があったとしても、その伝統が脈々と受け継がれている限り番楽は舞い続けられるだろう。
そして何よりも各演目の素晴らしさ!
今年1月には本海獅子舞番楽とともに東京国立劇場で公演を行い、全国の伝統芸能ファンにその存在を知らしめたし、秋田県内においても「食と芸能の大祭典」や「新・秋田の行事」といったイベントで根子番楽に接することはできる訳で、1人でも多くの人に秋田を代表する、この勇壮な番楽を見て欲しいと思う。


“根子番楽2018” への4件の返信

  1. 本当にお久しぶりです。
    私たちの三番叟でも「よしだの~・・・」は何回も出てきますね。

    確か前回コメントさせていただいた時の内容が「もちつき舞」を復活させたい!だったと記憶しております。
    今年の正月過ぎから練習を重ね、先日2日の秋祭り(部落だけですが)で初舞台を踏みました。
    舞手6人中、5人が新人というほぼ総入れ替えの状態でしたが、よくがんばってくれました。
    今回幸いにも3名若手が講中に入ってくれて、新風を巻き起こしてくれています。

    そうですか・・・。国立劇場出演は私たちの大きな夢の一つです。
    まだまだ手の届かない位置にいますが、「いつかはきっと・・」とメンバーに話しています。

    また楽しく拝見させていただきますので宜しくお願いいたします。

    1. TAIKO BEATさん
      お久しぶりです!お元気でしょうか?
      「もちつき舞」復活ですか?それはすごい、おめでとうございます。
      正月から練習して先日初舞台!やはり一朝一夕では身につかない深い深い芸能なんですね。
      舞い手の方々のみならず、それをサポートした皆さんもさぞかしご苦労を重ねられたことと思います。
      NHK秋田の番組で他講中の練習、鳥海獅子まつりの様子を取り上げていて、そこでも高校生の舞い手お二人が鳥舞に真剣に取り組んでいました。
      あらためて若い力が欠かせないことを実感した次第です。
      いつの日か前ノ沢講中、鳥海前ノ沢太鼓を大舞台で鑑賞できれば‥と思っています。
      夢の実現に向けてこれからも頑張ってください、応援しています!!

  2. 根子番楽、名前は耳にしたことがありましたが、初めて見させていただきました
    正直、番楽なんて古くさくて退屈なものだとばかり思っておりましたが、動画を見て、感動しました。
    是非ライブでみたいと強く思います。

    1. uxorialさん
      コメントありがとうございます。
      根子番楽の素晴らしさを感じ取っていただいたようで嬉しい限りです!
      そうなんです。一見オールドファッションなようで、現代的なスピードを感じさせる舞とお囃子が根子番楽の持ち味です。
      是非一度ご鑑賞ください!
      甲高い拍子板、アップテンポの太鼓、手平鉦による幕出歌が始まった瞬間に「オオーッ!!」と興奮すること、請け合いです。

TAIKO BEAT へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA