岩玉神社の山車

2017年1月28日
昨年11月30日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が日本の18府県33件の「山・鉾・屋台行事」を無形文化遺産に登録すること決めたのは記憶に新しい。
秋田からは「角館祭りのやま行事」、「土崎神明社祭の曳山行事」、「花輪祭の屋台行事」の3件が登録、1月15日には鹿角市民俗芸能フェスティバルにその3つの行事が集結し、無形文化遺産登録を祝うとともに賑やかな祭囃子を披露した。
ということで今、山・鉾・屋台といった山車行事が来てるのだ。
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秋田万歳

2017年1月28日
年明けから半月ほどの間、秋田県内各地で数々の小正月行事が行われた。
特に、1月15日は例年たくさんの行事が行われるが、今年は日曜日ということもあり倍増と言っていいぐらい多くの行事が行われた(管理人は所用のため、その日行事鑑賞はできなかった)。
が、15日を過ぎると2月に入るまでの少しの間、祭り・行事の開催数はグッと減って小休止状態となる。
そんな最中の1月28日、秋田市中心地で管理人が興味を惹かれたある催しが開かれた。
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寺沢の悪魔はらい

2017年1月14日
大晦日の男鹿のナマハゲに始まり、年が明けて遊佐町のアマハゲと来て、今回も来訪神行事にお邪魔した。
秋田市雄和 寺沢集落の悪魔はらいである。
まさに、来訪神行事のラッシュなのだ。
冬のこの時期にしか見れないし、稲 雄次さんの著書「ナマハゲ」を読んで多少なりとも理解が深まったこともあり来訪神行事を可能な限り見てみよう、と決めてのことだった。
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二井山湯殿山神社裸参り お柴灯

2017年1月7日
正月も終わり、世間は完全に通常モードに戻っている。
管理人も平日は働いているのでその点は同じなのだが、これから当地秋田では小正月行事を始めとした祭り・行事が目白押しとなり、いやが上にも心が沸き立つ。
そして今回足を運んだのは横手市雄物川町の「二井山湯殿山神社裸参り」
タイトルの後ろに「お柴灯」とつけたのは「秋田の祭り・行事」にそう書いてあったから、というだけで管理人自身よく意味を分かっていない。
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女鹿のアマハゲ

2017年1月3日
「秋田の小さな祭りたち」という当ブログのタイトルに鑑みれば今回は番外編という扱いになる。
取り上げるのは「女鹿(めが)のアマハゲ」
女鹿はどこの市町村にあるかご存知だろうか?
「男鹿の下あたりじゃない?」とか言ってる秋田県民のあなた。ちょっと違う、いや全然違う。
女鹿は山形県飽海(あくみ)郡遊佐町吹浦(ふくら)の集落です。
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一日市裸参り

2017年1月1日
2016年もいよいよ終わろうとしている。
前回の記事、男鹿のナマハゲを存分に味わったのち自宅に帰らずにそのまま向かったのが、今回取り上げる一日市裸参りである。
裸参りの開始は1月1日午前0時
おそらく1月1日午前0時に始まる行事は全国に数多くあると思うが、この行事もその一つである。
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山ノ神社 小屋コ焼き

2016年12月12日
昨日は秋田市内でも結構な量の雪が降った。
気温も0度かそこらのたいへん冷えた一日だった。
本格的な冬到来である。
で、お祭りや行事などがこの時期にあるかというと、やはり少ない。
年が明ければ小正月行事などが目白押しなのだが、12月は年の瀬ということもあるのだろうか圧倒的に少ないのである。
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山田地蔵祭り(ジンジョ祭り)

2016年11月27日
「奇祭」と呼ばれるお祭りがある。
wikipediaによると「独特の習俗をもった、風変わりな祭り」のことを指すそうだ。
知名度はそれほど高くないながらも、今回訪れた山田地蔵祭りも奇祭のひとつとして位置づけられる(と思う)。
その所以はのちのち述べたいが、たしかに奇祭と呼ぶに相応しい行事であったことは最初に伝えておきたい。
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