大森代々神楽

2018年7月16日
祝日(海の日)となるこの日、昨年訪問したにかほ市象潟の大森歌舞伎へ今年も足を運んだ。
大森歌舞伎は秋田県に2つほど残る地歌舞伎のひとつであり、忠臣蔵五段目「山崎街道」の一場面が面白おかしく演じられる、悲劇的ながらも楽しい郷土芸能だ。
登場人物「与一兵衛」と「定九郎」の怪演を楽しもうと早くからにかほ行きを決めていた訳だが、現地では思わぬ展開が待ち受けていた‥
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菖蒲蓬

2018年6月4日
今回の行事はにかほ市金浦の「菖蒲蓬(しょうぶよもぎ)」
数は多くないながらも全国各地に点在する菖蒲たたき行事の一形態として、金浦の赤石地区で長く継承されてきた行事だ。
簡単に言うと「菖蒲と蓬を包んだ野球のバットぐらいの長さのワラを地面に打ちつけて、厄除けや健康を祈願する」とでもなるだろうか。
実は管理人は5年ほど前に一度鑑賞した事があり、今回はそれ以来の訪問となる。
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象潟神社祭(象潟祭典)

2018年5月20日
今回はにかほ市象潟町の象潟神社祭にお邪魔した。
象潟神社祭。名称から「象潟神社という神社のお祭り」と捉えられそうな気がするが、こちらのサイトを見ると熊野神社・古四天王神社のお祭りということになるらしい。
さらには、管理人のお祭りバイブル「秋田の祭り・行事」では「中橋の車切」として紹介されている。
車切とは「祭礼や民俗芸能の練り物や行列途中で奏する笛、太鼓、鉦のお囃子」なのだそうだ。
うーん。いろんな情報が入り混じっており、全体像が全くつかめない。
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釜ヶ台番楽/杉沢比山/坂之下番楽/屋敷番楽

2018年3月24日
昨年10月以来となる番楽の登場だ。
今回はにかほ市の観光拠点センター「にかほっと」のイベントとして催された「環鳥海地域伝承芸能祭典」において、本海流獅子舞を伝承する4団体の番楽を鑑賞した。
同系統の番楽として共通する部分もあれば、異なる部分もあると思う。
そういった違いを意識しつつ、4団体それぞれの舞を楽しもうと目論んだわけだ。
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