竿燈妙技大会

2017年8月5日
今回取り上げるのは祭りでも行事でもない。
竿燈妙技大会 -「昼竿燈」とも呼ばれる、竿燈の差し手たち、お囃子方がその技術を競う大会である。
エリアなかいち内にぎわい広場で「大若団体規定」「大若団体自由」「大若個人」「囃子方」の計4部門について8月4・5日に予選が、8月6日に決勝(「小若団体規定」「小若囃子方」の2部門は8月6日の決勝のみ)が行われる。
「予選」「決勝」という呼び名や、カテゴリー分けされた部門から何となく分かるように、あくまでもガチの競技会であって、お祭り気分とは無縁の緊張感溢れる真剣勝負の場なのだ。
最早スポーツの大会に近い、というかそのものである。
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秋田竿燈まつり

2017年8月4日
秋田の祭りに関するブログを書いているなら、今回のお祭りを外すわけにはいかないだろう。
いや、ブログタイトルが「秋田の小さな祭りたち」なので、別に規模の大きな祭りは対象外でも問題ないのだが、管理人が長年にわたり観覧し続けてきた思い入れのある祭りでもあるので記事にしてみたい。
「秋田竿燈まつり」
青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりと並んで東北三大夏祭りの1つとされている、秋田を代表する祭りである。
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猩々おどり

2017年7月22日
その日はたまたま所用があって横手市増田町の実家にいた。
母親から「今日は何時に秋田市に戻るの?」などと聞かれたので適当に返答していたら、母親が「気をつけて帰ってね。私は夕方から十文字のショウジョウ祭りに出かけるから」と言う。
え?ショウジョウ祭り?なんだそれ
何でも十文字中学校(母親は十文字町出身)時代の同級生がわざわざ埼玉県からその祭りに駆けつけてショウジョウ踊りを披露するので、それを見に行くらしい。
そして、ショウジョウ踊りは古くから十文字町に伝わる踊りなのだとか
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土崎神明社祭の曳山行事

2017年7月21日
今回取り上げるのは、秋田でも有数の大きな祭り「土崎神明社祭の曳山行事」である。
別名「みなと祭り」とも呼ばれるこの祭りは、秋田市土崎地区で7月20・21日の2日に渡って行われる。
土崎各地区の曳山(やま)が各所を豪快に廻る、土崎の港衆が熱く燃えるお祭りだ。
穀保町御旅所での神輿迎え、本町通りを北に運行する御幸曳山(みゆきやま)、相染町からの戻り曳山(もどりやま)など様々な見所があるが、今回は祭りのクライマックスたる21日夜の戻り曳山を観覧することに決めた。
祭りの概要はこちらのサイトに分かり易く書かれている。
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