毛馬内の盆踊り2017

2017年8月23日
今年の夏はまさしく盆踊り一色だった。
8月13日の田子内の盆踊りに始まり、15日-男鹿の盆踊り、16日-川上地区連合盆踊り、17日-和田の作踊り、18日-西馬音内の盆踊り、19日-一日市盆踊り(本当は20日に秋田市雄和の大正寺おけさを観覧予定でしたが、7月の豪雨被害のため今年は中止になりました。来年に期待します)といった調子である。
リアル「今日も盆踊り
そして、そんな盆踊り三昧のトリを飾るのはこの盆踊りしか考えられない。

「毛馬内の盆踊り」
西馬音内の盆踊り、一日市盆踊りと並び秋田三大盆踊りの一つとされている。
詳しい内容についてはこちらをご覧いただきたい(毛馬内盆踊り公式HPにリンクします)。
管理人は2年前から見始めて、今年は3回目の観覧となる(昨年の記事はこちら)。
踊りの行われる鹿角市毛馬内は秋田市から車で2時間半ほどの場所だ。
近隣の大館市や小坂町へ行くには秋田道を使えば思った以上に早く着くのに対し、鹿角市あたりはどうもアクセスが良くないのだが、そんなことは全く問題にならん!と思えるぐらいの素晴らしさがこの盆踊りにはある。

踊り最終日となる8月23日
仕事を早めに切り上げて、国道285号線~国道103号線を経由して一路毛馬内へ向かう。
6時過ぎに会場となる毛馬内に到着
実は当初前日22日の観覧を予定していたが、当日の天気は雨の予報であり、十和田市民センターに会場変更があると思われたため、急遽23日の観覧に切り替えた(やっぱり屋外で見たいです。実際に22日は屋内開催となりました)。
そして今年は、以前から気になっていた撮影許可証(500円)を購入してみた。

これを買うことで、限られた時間ではあるが踊りの輪の中に入り撮影ができるし、盆踊り振興会事務局主催の「毛馬内北の盆2017写真コンテスト」に応募も可能となる。
購入時に販売担当の女性から「是非コンテストに応募してくださいね!」と声をかけられたが、腕なし知識なしセンスなしの管理人なぞが気軽に応募するには気が引けるぐらい、立派なカメラ・機材を携えたセミプロカメラマンが多数見受けられる。
ということで、そちらのほうはご遠慮させていただきます。ハイ
それはそうと、踊りの開始前より結構な枚数の写真を撮っていたのだが、何故か保存に失敗してしまい、開始前の会場の様子(各家の軒先に丸提灯が飾られていて、素敵な雰囲気だったりします)を撮ったのがまるっと残っていない。
ということでgoogleストリートビューで、会場となる「こもせ通り」の様子をご覧いただきたい。

時刻は6時半になった。
プログラムによると、今日は三種町の「下岩川盆踊り」のゲスト出演があるとのこと
この客演はちょっと意外だった。
というのも、ここ毛馬内は旧南部藩領として知られており、秋田県の地区でありながら文化的経済的に岩手県、青森県南部地方に近く、よって毛馬内盆踊りの団体招聘も旧南部藩領繋がりによることが多かったからだ。
事実、前日22日は岩手県の「盛岡さんさ踊り清流」がゲスト出演していた(個人的には、奇祭「キリスト祭り」で踊られる、青森県新郷村のナニャドヤラを見てみたい)。
そんな中で披露されるのは同じ県北地域とは言え、文化圏が異なるであろう三種町の盆踊り
これは面白そうだ。
そして下岩川盆踊りの踊り手、お囃子方がスタンバイ
全員「をどるばか」と書かれた着物、法被を着用しており、赤い鉢巻をつけている。
その色使い、着こなしはよさこい風だ。
さてさてどんな踊りが見られるんでしょうか‥。そして盆踊りスタート!!

2張の巨大な太鼓はリズムを刻むというより、最早乱れ打ちの様相だ。
そして笛のメロディもどこか不安定(演奏が不安定ということではないですよ!)で、心をざわつかせる妙な緊張感を含んでいる。
そのお囃子に乗って、「エッサーエッサー!」の掛け声とともに奔放な踊り(特に男性の踊り手)が披露される。
ちょっとビックリした。
一日市盆踊りと同系統の踊りであることはその内容、地理的な位置関係から明らかだが、一日市とは違うカオティックなパワーが感じられる。
毛馬内の幽玄さとは正反対のエネルギー全開の盆踊り!!
いやあ、これは良いものを見せてもらった!と認めざるを得ない。

続いては「ダガヅゴ」

毛馬内盆踊りのチラシ裏面に詳しく下岩川盆踊りについての説明が書かれている。
そちらから抜粋すると「下岩川地区は12の集落があり、20年ほど前には各集落で盆踊りが行われていた。近年は長面(約100戸)と達子(約80戸)の2集落でしか開催されていなかったが、2年前から自治会の代表で話し合い、下岩川地区全体での盆踊りを企画した」とある。
伝統を受け継ぐために、地区の皆さんが知恵を絞った結果が今日の毛馬内の客演につながった訳だ。
本当に素晴らしいと思う。

踊りは「ソガヤ」「ダガヅゴ」「ドドンノサンガヅ」「イヤサカ」の4種類だそうだ。
一日市系盆踊りをかつては「南利踊系」と呼んでいたらしい。
下岩川には一日市のような賑やかさや華やかさはないものの、お囃子、踊りのアグレッシブさにおいては南利踊系随一ではなかろうか。
例えば一日市の「三勝踊り」は優雅な手踊りであるのに対して、下岩川の同じ踊り「ドドンノサンガヅ」は性急な太鼓のリズムが特徴で、手振りも忙しい。
秋田県立図書館から借りた秋田民俗芸能アーカイブスDVD「浦大町の盆踊り」(八郎潟町)、「湯ノ又町内会盆踊り」(五城目町)で、他の南利踊系も見たが、そのアグレッシブさは際立っている。
完全に攻めの盆踊りだ。

そしてイヤサカ


キタサカ踊り、ドンドコドッケと同じ振りだが、跳ねるように踊る姿は初めて見た。
そして男鹿のダダダコとも同じ振りだ。
ダダダコの太鼓が「ドンドコドンドンドン、ドンドコドンドンドン」と大地に轟くような響きなのに対し(その太鼓の響きが「ダダダコ」なる変わった名称の由来になっています)、こちらのイヤサカは「ダッダダ ダッダダ ダッダダダ」のリズムに乗って「天空の踊り」とでも呼ぶべき躍動感溢れる踊りを見せてくれる(かなり大げさな表現ですが‥)。
今年は8月15日に250人を集めて下岩川小学校グラウンドで踊りが開かれたそうだ。
さぞかし元気に盛り上がったに違いない。

その勢いにつられたのか、毛馬内の踊り手、関係者も飛び入り

そして終わりに再度「ソガヤ」を披露して下岩川盆踊りは終了
会場から大きな拍手と声援が送られた。

興奮の出会いだった。
男鹿のダダダコ、一日市盆踊りと続いた南利踊系を締めくくる、素晴らしい踊りを見せてもらった。
今年の盆踊り巡りの最大の収穫は、これら一日市を中心とした湖東地区周辺のさまざまな盆踊りに接することができたことだ。
おそらく地元の方々からすれば、何を今さらな感じだと思うが、これほどの陽気さとエネルギーにあふれた盆踊りが秋田市からそれほど遠くない地域に密集していたことにあらためて驚かされた。
先に述べた「浦大町の盆踊り」「湯ノ又町内会盆踊り」も気になるし、一時的な中断を経て復活した鵜川地区大曲の盆踊りも気になる。
これらの盆踊りにまた出会えることを来年の楽しみにとっておきたい。

時刻は7時半を迎えた。
下岩川盆踊りに続いては恒例の毛馬内大太鼓の登場だ。

これは(おそらく)「大拍子」
昨年同様太鼓演奏前に保存会の男性があれこれ説明してくれたが、ほとんど聞いていなかったので大拍子と断定はできない。
「川上地区連合盆踊り」の記事にも書いたとおり、毛馬内とその周辺の盆踊りは踊りの始まる前に太鼓の演奏を行うのが一般的であり、曲は「高屋」「大拍子」「七拍子」がメインである。
それにしても、太鼓の音がまたよく響く。
太鼓の皮は牛ではなく、(県北地方では)農耕に使われることの多かった馬の皮を使用、太鼓の胴材は県北地方の豊富な木材資源を活用しての地産ものなのが特徴だったらしい。
ただし、今現在も地元で作られた太鼓を使っているのかについてはよく分からない。


先ほどまでの下岩川盆踊りの盛り上がりと打って変わって、大太鼓登場から、ある種厳粛な空気が漂い始めた。
いよいよ、あの幽玄で幻のように美しい盆踊りが始まるという期待感を感じさせてくれる。
ところがそんな会場の空気に一人逆らうかのように、説明・進行役である保存会の男性の喋りが止まらない。
説明や前フリをするのはよいが、ちょっと喋りすぎでは?(太鼓方の皆さんの熱演には素直に拍手を送りたいです)。

踊り手たちが入場のスタンバイをしております。

踊り手が入場して配置についた。
管理人は撮影用カメラにPanasonicのLUMIXを使用しているが、この幽玄の踊りを効果的に撮りたいと考え、インプレッシブアートなる画像効果を施して撮影したのだが、結果はそれほどでもなかった。
カメラに強くないんだから余計なことは止めとけ!ということをあらためて実感
ということで、以降は陰影がいびつに強調されたヘンな写真が続くことになります。

そして踊りが始まる。

さきほどまで下岩川盆踊りのエネルギーに圧倒されていたのが、今度は毛馬内の荘厳な優美さに圧倒されることになった。
これは、盆踊りが踊られている間だけ現出する一つの別世界だ。
そしてその世界は8月とは思えない冷たさと、その中に何故か懐かしさと温かみを感じさせる。

踊り手は女性7割、男性3割ほどの比率だろうか。
また、年齢層も若い方から壮年の方まで幅広い。
初日となる21日には子供コンクールも行われた。
子供コンクールは後継者の育成を目的として昭和43年から始まったもので、今年で50回目を迎える。
始まった当初に参加したちびっ子は今では還暦を迎えるぐらいの歳になっているはずだ。

拝むように手を合わせる所作が特徴的な大の坂
この盆踊りは「念仏踊り」の系譜に連なる踊りとして有名だ。
念仏踊りは盆踊りの源流として、今なお全国各地で踊られており、長野県下伊那郡阿南町の「和合念仏踊り」、京都の「六斎念仏」踊りなど国指定重要無形民俗文化財に選ばれているものもある(毛馬内盆踊りも同じく重要無形民俗文化財です)。
大の坂については、南部藩主桜庭光英の移封の際に岩手県宮古市から伝わったとされており、南部盛岡藩が京風のしきたりや作法を取り入れていたことから「(大の坂は)京に発生した念仏踊りの純粋な系統を引く盆踊り」との見方もある。
京都風の念仏踊りに近いかどうかはよく分からないが、独特のムードが漂う妖しくも美しい踊りだ。

太鼓も踊りの隊列と一緒に移動して演奏
正確に言うと、隊列を太鼓が先導するということだそうだ。
旧南部藩領内の「ナニャドヤラ」には踊りの輪の中に太鼓が入る形が数多くあるので、毛馬内もその系統に含まれると思うが、これだけの大きさの太鼓も移動するというのはスゴイ。

バシャバシャと写真を撮ったり、動画を撮影したりしていたところ、「撮影許可証をお持ちの方は踊りの輪の中で撮影してください」との場内アナウンスが!
ということで輪の中に入りました。
これまで数多くの盆踊りに出かけたが、考えてみたら踊りの輪の中に入って撮影したことはない。
輪の内側は踊りの列を斜め正面から見ることができ、思った以上に壮観だ。
また、毛馬内はすべての踊りが輪の内側を向いて踊られるため、輪の中に入ると踊り手の顔(目元だけですが)を間近で見れることになり、たいへん新鮮で貴重な経験となった(写真の出来不出来は別にして)。

この動画を撮影中に、観光協会だかどこかのTV局だったかは忘れたが、ドローンによる空撮が行われた。
それ自体は予告されたものだし、墜落などがないかぎりは問題ないのだが、ドローン音でかいよ~
ずっとブーーーーンとモーター音が唸っていて、伴奏をかき消さんばかりの勢いだ。
輪の中のカメラマンは大半が写真が目的であり、動画を撮る人は(管理人以外は)ほぼ見受けられなかったので、音の影響を受けた人は少なかったとは思うが、何もカメラマンが踊りの輪の中へ入るタイミングでにドローンを飛ばさなくても‥と思う。
それとも、我ら撮影組も「これだけのカメラマンが撮影しています!」という様子を伝えるための被写体だったのですかね?

躍動感は全くない。
ただひたすら祈りを捧げるかのような静けさの中、大太鼓と笛の音が響いている。
以前の大の坂には歌が付いていたという。
ただ、歌詞は残っているのだが、どのような節だったか分からないらしい。
柳沢兌衛さんの著書「重要 無形民俗文化財 毛馬内の盆踊」によると、南部の八幡平地区では歌詞の付いた大の坂が踊られているものの、その唄は毛馬内を中心にした大の坂の類型ではなく、むしろ岩手のさんさ踊りの影響下にあるそうだ。

大の坂は「死後、あの世に一人で行く途中のさみしさを忘れさせようと、周囲の人たちが歌った」とされている。
前述のとおり、今は唄は残っていないが、無情を感じさせる荒涼とした世界観、その最奥に垣間見られる僅かなの救いのようなものが伝わる踊り、お囃子だ。
これほどの雰囲気を湛えた盆踊りも珍しいのではないだろうか。


大の坂は40分ほどで終わった。
昨年、一昨年もそうだったのだが、まさにあっという間の40分だった。
一見、無機質で無表情な踊りだが、見るものを引き込むパワーはすごい。
下岩川とは真逆の、内に、さらに内に向かっていくかのように凝縮されたエネルギーを感じる。
その知名度に反比例するかのように、秋田県民でも実際に見たことはほとんどないと思うのだが、この大の坂の素晴らしさは是非知っておいたほうが良いと思う。

続いては「甚句」

甚句は1566年にのちの南部藩領主 南部信直が安東愛季の攻略を阻止し、領外へ駆逐したことを祝った際に披露された「陣後踊り」が起源とされている。
「陣後踊り」が「甚句踊り」に転化し、甚句として後世に残されたという訳だ。
伴奏が無く、唄だけで踊る一見地味な踊りだが、戦勝を祝う喜びの踊りであり、大の坂の冷ややかな熱気とは違う、しみじみとした情感が伝わる秀逸な踊りだ。

♪一人娘にサクラとつけた 桜の咲くとき咲かせたや ♪踊り踊らば三十が盛り 三十過ぎれば子が踊る といった甚句唄が次々と唄われる。

これらは「鹿角甚句」と呼ばれており、豊年万作を祝うもの、郷土の風物を愛でるもの、男女の恋に関するものなど様々なバリエーションがある。
複数の唄い手が唄を繋いでいく方法については昨年の記事に書いたが、昔は唄い手も踊りの輪の中に混ざって踊りながら歌っていたらしく、その様子は輪唱のようで風情溢れるものだったそうだ。

こちらも踊りの輪の中で撮影
大の坂で2回、甚句で3回の計5回ほど(だったと思う)輪の中へ入った。

秋田県立図書館で借りた「鹿角市民俗調査報告書第四集 十和田の民俗(下)」によると、毛馬内周辺の盆踊りとして「中野」「五城南」「陣場」「瀬田石」「下小路」などの盆踊りが挙げられている。
同書は平成4年の刊行だが、その時点ですでに五城南と下小路は「現在なし」となっている。
残る中野、陣場、瀬田石の現在の状況はどうなのだろうか?
8月16日にお邪魔した小坂町の川上地区連合盆踊りがそうであったように、毛馬内と同系統の盆踊りだと考えられるが、気になるところである。

再び輪の中で撮影
小~中学生ぐらいの子までは、頬かむりを被らずに踊っている。
頬かむりはもともと、南部藩時代に婦女の略奪が相次ぎ、その被害から逃れるため頬かむりで顔を隠したことに由来する。
女の子がある程度の年齢になって、頬かむりで顔を覆うのは大人の女性への通過儀礼のようなものなのだろうか。

ここで見覚えのある面々が登場
昨年同様の着物に身を包んだ仮装の男性たち、そして一日市盆踊りでお会いした秋田仮装プロジェクト代表キャサリンさんだ。
キャサリンさん、今日も綺麗ッス!!

去年観客をつかまえては会話しながら踊っていた仮装の男性は、今年もお客さんをイジリたおしてます。

「甚句」には仮装の方々のみならず、飛び入りで踊る人も多く見られた。
「大の坂」の厳粛な空気の中ではありえない光景であり、このことからも甚句が開放的な性質を有していることが伺える。
管理人も心なしか、大の坂のときのある種の緊張感が解け、リラックスした気分になっていた。

40分ほどで甚句が終了
続いては最後の踊り「毛馬内じょんから」となる。

昨年は無伴奏で唄のみの踊りだったが、今年は三味線の伴奏がついた。
これがとてもよかった。
津軽三味線に通ずる荒々しさを感じさせる演奏で、踊りの締めに相応しい賑やかさをこの盆踊り吹き込んでくれたと思う。

じょんからは弘前にあった陸軍の連隊に入営した若者たちが、毛馬内に持ち込んだと言われている。
そのことを踏まえると、津軽三味線風の伴奏が付くことで、毛馬内じょんからがルーツである津軽じょんがらに近づいた形になったとも言えよう。
憂いを帯びた毛馬内の盆踊りに爽快な津軽の風を吹かせてくれたかのようだ。

そして時刻は9時40分を迎えて、盆踊りは終了となった。
踊り手や観客は一斉に会場をあとにする。
何人かのカメラマンは人が立ち去ったあとの会場や、踊り手に声をかけて写真を撮っていた。
管理人も2人の踊り手さんの写真を撮らせていただいた。

せっかく足を止めて撮らせてもらったのにインプレッシブアートの画像効果のせいでヘンな写真になってしまった(あくまでカメラのせいにする)。
それでも踊りのあとの素敵なお二人の表情が際立っています。おつかれさまでした!!
管理人も十分にこの盆踊りを堪能した満足感とともに秋田市へ帰っていった。

というわけで、毛馬内の盆踊り
昨年の記事にも書いたが、個人的に、秋田県内でもっともブレイクして欲しい伝統行事である。
これほどの幽玄さと優雅さを兼ね備えた盆踊りは全国でも稀有だと思うし、秋田の短い夏の終わりを告げるかのような冷ややかな熱気を放つ雰囲気はもっと評価されてしかるべきであろう。
これまで以上にたくさんの人に知ってほしいし、足を運んで欲しいと思う。
個人的には、散々飛び回った各地の盆踊りの集大成となる踊りであったうえ、最後に踊られた「毛馬内じょんから」の爽やかさ、賑やかさをしみじみと味わいつつ、今年の盆踊り巡りが終わったなあ、と感慨を新たにしたのだった。
また来年、ここ毛馬内でこの盆踊りに再会できることを願いつつ‥


“毛馬内の盆踊り2017” への4件の返信

  1. 今回もとても良かった〜、祭りを見た気分になりました。
    文章も『その辺の作家、エッセイスト、、、?』なんかよりも、とても素晴らしいです。
    楽しませて頂きました、ありがとうございます

    1. 隣人1号さん
      いつもありがとうございます!
      身に余るお褒めのお言葉、光栄至極です。
      が、それほどの文章力、表現力はありませんよ~(><) 今回の毛馬内の盆踊りで8月の盆踊りシリーズは一応終了となります(記事化が遅くて恥ずかしい限りです)。 9月以降もいろんな行事に行っておりますので、引き続きよろしくお願いします!!

  2. akitafesさん
    今年の盆踊り紀行、お疲れさまでした。
    私は初日に参加させていただきましたが、“下岩川盆踊り”見てみたかったです!

    夜になると秋の気配を感じ始めた頃、羽二重の一張羅を纏う盆踊りは、数々の踊り場所の最後に相応しいです。
    動きがキツくないので整理体操的なところもありますが、品よく踊るのは結構難しいですね~。(後で動画を見ると反省点だらけです)

    来年はゲストの演舞も見たいけど、そんなには休めないだろうなぁ…

    1. ふじけんさん
      コメントありがとうございます!
      「下岩川盆踊り」
      一日市の華やかさを力強さに全振りしたかのような躍動感あふれる踊りでした。
      毎年8月15日の開催らしいので、機会があれば是非!(男鹿のダダダコとかぶってしまいそうですが。。)
      そうですよねー、毛馬内のあたりになると夜が寒かったりしますからね~。
      夏の終わりというか、秋の訪れを感じさせる盆踊りでもあります。
      ふじけんさんのことですから、きっと鹿角人、毛馬内人になりきり「品良く」踊られていると思いますよ!
      来年もお待ちしております!!

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